一重でお悩みの多くの方は、「目を大きくすること」、「目を二重にすること」が可愛く、美しくなれると思っていませんか?実は、これはちょっと正解でもあり間違いでもあります。
一重メイクに関わらず大切なのは、「どうなりたいか」具体的な望みがしっかりしていること、また目だけではなく全体のバランスが重要になってきます。
今回は、そんな一重さんにメイクをする前のはじめのステップや、自分を客観的に見る方法をご紹介します。
目次
メイクをする前のステップ
突然ですが、私からあなたへ質問です!
- 一重まぶたやメイクについてどんな悩みがありますか?
- 今、どんなメイクをしていますか?
- あなたはどんな雰囲気になりたいですか?
一重メイクで悩んでいたら、まずこの1〜3を埋めてみてください。
一重まぶたを気にしている人の多くは、「目を大きくしたい」「二重にしたい」と思って、アイシャドウやアイラインで目だけを大きくしようとしたり、アイプチやアイテープなどで二重にしてからメイクする方も多いと思います。
「目を大きくすること」、「目を二重にすること」
= 可愛い、キレイ、美しいと思っていませんか?
↑私はそう思っていました。
なぜなら雑誌やCM、モデルさんなどを見てもほぼ二重だし、キレイな人は二重…
雑誌のメイクページだって、一重メイクの仕方ではなく、二重まぶたのメイクの仕方ばかり。
たまに雑誌で一重まぶたさんのメイク!など載っていることがありますが、その写真のBefore→Afterがそんなに変わっているように見えずがっかりしたりしませんか?
いいなーと思ってやってみても、実際メイクしてみると変になって落ち込んだりしませんか?
これら全ては私が悩んでいたことです。
メイクするのはあなたの顔
メイクをする時に大切なことは、
自分を知るということです。自分を知るというのは、今、私はどんな顔で、どんな悩みがあって、
どんな雰囲気になりたいのかということです。
100人いたら100通りのメイクがあります。
目の幅、まぶたの厚み、目と目の感覚、顔のパーツのバランス、さらには輪郭など、みんな違いますよね。
だから、雑誌や参考になる人の通りにやってもうまくいかないのです。
自分を知る具体的な方法
自分を知るといっても難しいことはありません。
少し客観的に自分の顔や雰囲気を把握するだけなのです。
1、まず自分の顔の写真をカメラで撮ってみましょう。
写真を撮る時は、前髪をあげたり髪をきっちり結ぶ必要はありません。
まず普段通りメイクをして、出かけるそのままの状態で、頭から肩もしくは胸あたりまでを撮ります。
この時、スマホのカメラでも構いませんが内カメラ(自撮り)だと
加工されていて目の大きさや全体の輪郭などがきちんと把握しにくいので、
外カメラまたはデジカメなどで正確に撮るのがポイントです。
表情は、自然に微笑む感じで撮るのがオススメです。
写真が撮れたら次のステップへ。
2、どんな雰囲気になりたいのか書いてみましょう。
例:目がぱっちりでふんわり可愛い雰囲気、癒し系の綾瀬はるかさんみたいな雰囲気、クールで美人系
など、あなたの理想の雰囲気を書いてみましょう。
なれるかどうかではなく、まずは箇条書きでもいいので
とにかく自由に書くことが大切です。
3、あなたの写真と理想を比べてみましょう。
下の例のように、あなたと理想を比較してみましょう。もし、理想の人やなりたい顔があればその人を参考にしても良いです。
私:面長で大人っぽい印象の顔 ←→ 理想:丸顔でパーツが丸く子供っぽい顔
私:目と目の間隔が狭い、切れ長の一重 ←→ 理想:目の感覚は普通で奥二重っぽい
私:ちょっときつい雰囲気 ←→ 理想:やさしいふんわりした雰囲気 など
4、あなたと理想の異なる点を書き出してみましょう。
上の例から作成してみます。
- 全体的に大人っぽい顔 (もう少しキュートになりたい)
- 目と目の間隔をもう少し広げたい (もう少し目を大きく見せたい)
- 目がつり目、眉もしっかりしてる (優しい印象になりたい)
このような感じでどこが理想と違うのか、そしてどうしたらもう少し理想に近づくかを考えます。
5、具体的なメイク方を考えましょう。
ここまで把握してからやっと自分に合った、または理想の雰囲気に近づくメイクをしていきます。
顔というのは目が一重まぶたか、鼻が低いかなど1つ1つのパーツで決まるものではありません。
すべてのバランスが全体の雰囲気を決めます。
例えば集合写真を見た時、一目で一重か二重かってわかりづらいですよね。
奥二重の人もいるし、一重でも目が大きな人もいます。
会話をするとき相手の目は見ますが、普段大体の人はその人を全体の雰囲気で見ていることが多いです。
そのため、全体の雰囲気やバランスを理想に近づけることが大切です。
それからもうひとつ大切なことは、あなたの顔はあなただけのオリジナルですから、その個性や素敵なところを生かしたメイクができるのが一番だと私は思います。
たとえば、面長で丸顔に憧れるのはよーくわかります。
でも、丸顔さんはシャープな顔に憧れていたりもしますよね。
面長でも美しい人はたくさんいますから、自分に近い雰囲気でいいなーと思う人を理想にすると、自分の個性も生かしつつもっと美しく見せるメイクができるようになりますよ!
さあ、次は一重メイクの基本 アイシャドウ編へ